トライン

エンド・オブ・デイズのトラインのレビュー・感想・評価

エンド・オブ・デイズ(1999年製作の映画)
3.0
世紀末に悪魔の王が復活する為に嫁となる女性が狙われる事となり、襲われたところを助ける事になったものの、警察や市民は悪魔に取り込まれ、教会すら悪魔の復活を止める為なら女性を殺そうと暗躍する。果たして女性を救う事はできるのか!?みたいな話。



ガンハードアクションで悪魔を倒すと言うかなり挑戦的な作品で、基本的には悪魔の手下となった人間と戦うのだけど、とにかく味方が居ないのでモンスターパニックに近いスリルがあるかもしれない。死んだ奴も悪魔に復活させられるし、とにかく此方には銃しかない。



悪魔らしい悪魔は最終盤にしか現れないにしろ、ルシファーの無敵っぷりはシュワルツェネッガー作品の敵役随一の強さで、中々防戦一方のシュワルツェネッガーを見れる機会がある映画も、このほかにはないんじゃないだろうか。



2000年前後もすでに20年以上前の話になったけれど、ノストラダムスだ2000年問題だとやたら不安が高まっていた時期なだけに、こう言った終末思想を描いた作品は大変に多かったはずなのだけど、今となってはハリウッドアクション映画くらいにしか残らなかったのだなと再確認できる。



作品としては充分楽しめておすすめ。
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