WOWOWのショーン・コネリー特集にて
若山弦蔵版
本作は前作でのジョージレーゼンビーへの世代交代失敗を受けてショーン・コネリーが急遽復帰した作品。しかし本人の気持ちも離れており見た目の高齢化も隠せず、逆にショーン・コネリーボンドに完全に引導を渡す作品となった。
原作も読んだのだが、ロシアより愛をこめてに匹敵するスリリングな内容でオランダでの💎闇市場の描写などよく出来ていたものだっただけに変な脚色はしなくて良かったと思った。
おバカヒットマンとか、不自然な程のエロ投入、冗談としか思えないマンガ的なブロフェルドのキャラ、やたら脱がされるボンドガールなど残念な要素が多かった。
ジル・セント・ジョンのビキニにすっと📼入れるシーンは好きだけど☺
チャーリーバッシーの主題歌は良かったし、イマイチ評価されてないリアル恋多き女性のジル・セント・ジョン、ロバート・ワグナー夫人、の無駄な色気も悪くなかったとはおもうのだが、007は二度死ぬでヘンダーソンさんをやっていたチャールズグレイのブロフェルドは、替え玉多数のチキン野郎、女装するし定番の人民服姿もギャグレベルだった。
しかも、最後のヒットマン襲撃は「それけスマート」レベルのギャグꉂꉂ😁、ロシアより愛をこめてでのクラッブ大佐の毒針靴攻撃の足元にも及ばない😭
そして何故かダイヤモンドレーザーに焼かれるチャイナのミサイル基地🚀とか相変わらずチャイナ敵視が凄い、、ほんとに時代が変わったと改めてと思う
さてエンドクレジットには次作は
Live and let dieと明確にクレジット
ショーン・コネリーと並び第一作からボンド候補で原作者のイアン・フレミングが推していたロジャームーアにバトンタッチ。版権の関係でスペクターは消えたが、代わりにヴィランのレベルがとても上がり何の影響も無かったと言えよう。
本命降臨。コメディもオシャレに吸収し、娯楽大作感に耐えうるボンドになった❗☺