【STORY】
ギターケースに銃を仕込んだ強者でおなじみ、あの男が帰ってきた。恋人の死に関する諸悪の根源に対して復讐に燃える彼は、行く先々で無双しながら宿敵の顔を突き止めるが…？
【REVIEW】
たまに、物語が大したことなくても俳優の力で最高に魅力的になってしまう映画があるけど、今作はまさにそれな気がした。アントニオ・バンデラスがあまりにかっこいいし、サルマ・ハエックがあまりに美しい。更に冒頭で最高の導入を作ってくれるスティーヴ・ブシェミや、コワモテ代表のダニー・トレホなど名優祭り。
ただ、前作『エル・マリアッチ』で主人公だったはずのカルロス・ガラルドーさんが、主演を交代された上に脇役で参加させられているのはなんとも切なかった…
何かを投げ捨てて解放される映画はよく見るけど、解放的に投げ捨てたものを本人がすぐ取りに来る映画は初めて観たかも。笑
ギターケースのギミックが多彩すぎて面白い。
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