鑑賞日記

奇跡の海の鑑賞日記のレビュー・感想・評価

奇跡の海(1996年製作の映画)
4.2
また予想を超えてきた鬱映画
毎回微妙に違うテイストで、観てる側を陥れるの凄い

愛する旦那が事故に遭い、全身不随になってしまう。愛人を作れ、と頼む旦那に、葛藤しながらも、だんだん主人公自身が鬱になっていき…

ヒステリック気味な主人公で、観てる側にも結構な影響を与えてくる笑
物語が進むにつれて絶望感が増していくのだが、ラースは「まさか」という次元を超えてオチていく。
主人公のエミリーワトソンがどこかビョークに似てる気もする。
「ダンサーインザダーク」にテイストは似てるけど、あっちの方が最後のショックはでかい
もはやラースに明るいオチは期待してないけども笑笑
しかもラストの方感動を誘ってきてるのが最高に変態ですねぇ
こっちはメンタルズタボロですって…笑

主人公が、脳内で神様と話すシーンがしょっちゅうある。
このシーン自分は結構気に入ってるのだが、あれは結果的には功をもたらしたのかな
思い込み、でも自分の心を落ち着かせることができるなら、どんどん思い込めー!
ラストの鐘は本当に謎
笑っている登場人物たちもなんで!?って感じでした
祝福じゃないんだよ?悲劇だったよね!?
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