日常ドラマさんの映画レビュー・感想・評価

日常ドラマ

日常ドラマ

遠い空の向こうに(1999年製作の映画)

3.7

これは究極の親子物語である
実話に基づく物語
ジェイク・ギレンホール主演

ロケットかアメフトか…
ロケットがテーマということで少々敬遠しがちではあったけどやっと見ることができた

エンディングが最高
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亀は意外と速く泳ぐ(2005年製作の映画)

3.9

ゆるーーい感じがストレス解消
上野樹里主演✖️三木聡監督作品
配信なかったからやっすいDVD買いました

日々亀を育てる主人公が、スパイの貼り紙を見つけ疑心暗鬼にその世界へ飛び込む

フラガール前のキ
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夏の砂の上(2025年製作の映画)

3.3

好きなキャストばかりで公開前からずっと楽しみにしてました
「そばかす」の玉田真也監督作品
上海映画祭?みたいなので審査員賞を受賞したのかな

期待しすぎたのか個人的にはイマイチ
劇中サウンドがほとんど
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アーティスト(2011年製作の映画)

4.0

ミシェル・アザナヴィウス監督作品
アカデミー作品賞含め5部門受賞
2011年制作なのに無声映画!?

1929年。無声映画からトーキーへ移行した年。
無声映画にこだわる主人公のバレンティンは時代に取り
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チョコレート(2001年製作の映画)

3.8

マーク・フォスター監督作品
ハリー・ベリーは黒人女性として初のアカデミー主演女優賞受賞
ちなみに日本アカデミー外国語映画賞も取ってるみたい

夫と息子をほぼ同時に亡くした主人公
ひょんなことから彼女は
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存在のない子供たち(2018年製作の映画)

3.6

カンヌ国際映画祭審査員賞受賞
レバノン/フランス合作

12歳で両親を訴えるゼイン
「どうして僕を産んだのか」
「ちゃんと世話できないなら産むな」

雰囲気はライオン 25年〜に似てる
ドキュメンタリ
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ブルージャスミン(2013年製作の映画)

3.1

ウディ・アレン初
ケイトブランシェットアカデミー主演女優賞受賞作

うーむ、いまいち
入り込めない90分でした

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.5

声優豪華やな
金ローにて

夏子を取り戻すために大部分の時間を割いてる…ってのがね
日常的な話にしてもいいのにファンタジーすぎるのが惜しいところ
まぁそれが故にジブリ独自の作画が発達していったんだけど
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でっちあげ ~殺人教師と呼ばれた男(2025年製作の映画)

3.7

三池監督だけどこれは面白そう、ということで原作読んでから映画行きました
ただ鑑賞後、原作読まなければもっと楽しめたかな…と後悔してしまった

原作通り(多少の脚色はあれども)でした
綾野剛は最初みたい
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.3

ぶっ飛んでて好き
クレヨンしんちゃんの映画にR指定ついたらこんな感じになりそう笑笑
小説の新人賞とかでもたまにある、常軌を逸している作品
アカデミー作品賞受賞は別に不思議なことではない
ミシェル・ヨー
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羅生門(1950年製作の映画)

4.0

羅生門
ヴェネチア国際映画祭金熊賞&アカデミー外国語映画賞(当時の名称は異なるらしいが)受賞
ややこしいけど原作は「藪の中」
「羅生門」でサンドイッチされてる
家族や友人と意見が対立したりする時、個人
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アバター(2009年製作の映画)

4.0

子供の頃は映像の美しさにひたすら感銘してたけど、いまはジェームズ・キャメロンに対する羨望と憧れしか湧かない
当たり前だけど成長したな、と実感する

自由を我等に(1931年製作の映画)

3.7

第一回ヴェネチア国際映画祭金熊賞受賞&32年キネマ旬報第一位
チャップリンの信奉者と告白したルネ・クレール監督作品
地味に初です

「モダン・タイムス」へのリスペクトを終始感じる
入り方とかまんまだっ
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ストップ・メイキング・センス 4Kレストア(1984年製作の映画)

-

トーキングヘッズという有名バンドのライブ映画
これはこれで良い
意外にも「羊たちの沈黙」のジョナサン・デミ監督作品
85年の映画のリマスター版

デヴィッド・バーンの顔がカッコ良すぎて俳優と間違えた笑
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十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

4.2

やっと観れた
母と。
シドニールメット✖️ヘンリーフォンダ
1952年キネマ旬報第一位

狭い会議室で12人の男が少年の父親殺害について有罪か無罪かをひたすら話し合うだけ
それだけなのに会話の節々がお
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レベッカ(1940年製作の映画)

3.6

ヒッチコック作品は4本目
ハリウッド初作品にしてアカデミー作品賞受賞作

話が進んでいくにつれてヒッチコック感が溢れてくる
マキシムとわたしの縁談から話が始まる
レベッカとはマキシムの元妻で、マキシム
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ルクス・エテルナ 永遠の光(2019年製作の映画)

3.4

ひっさびさのギャスパー・ノエ監督作品
シャルロット・ゲンスブールのナチュラルな演技が好き

冒頭は二人の女優の対談から始まる
ゴダールやドストエフスキーの言葉を所々に引用しながら話が進んでいく

正直
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クラッシュ(2004年製作の映画)

4.0

「ミリオンダラー・ベイビー」の脚本協力をしたポール・ハギス監督作品
アカデミー作品賞受賞作

クラッシュ
車の衝突事故から始まる様々な群像劇
人種差別をテーマに次第にそれぞれの物語が交錯していく

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イヴの総て(1950年製作の映画)

4.1

ジョセフ・L・マンキウィッツ監督作品
アカデミー作品賞受賞作

物語はイヴが女優賞のトロフィーをもらうところから始まる
それを見守るマーゴというベテラン女優は、イヴの本性を知っていてそのために複雑な気
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我が道を往く(1944年製作の映画)

3.8

レオ・マッケリー監督作品
アカデミー作品賞受賞作

老神父と若き神父の絆を描いた作品(とも読める)
オマリー神父にはかつて作曲家の夢があり、少年少女聖歌隊をつくって音楽の才能も発揮する

良い出会いと
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月世界旅行(1902年製作の映画)

-

世界初の本格的SF映画
フランス生まれ
ジョルジュメリエスがポールから映写機を購入、モントルイユにスタジオを建設し、ドキュメンタリー風な作品を数多く出し、月世界旅行は代表作として知られる

月に行って
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家族ゲーム(1983年製作の映画)

3.9

家族ゲーム
キネマ旬報で第一位
森田芳光監督脚本
松田優作と若き宮川一朗太

とある家に三流大学の7年生?笑という異様な男が家庭教師としてやってくる
高校受験生の茂樹は家庭教師と一緒に西武高校を目指す
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ぼくが生きてる、ふたつの世界(2024年製作の映画)

4.3

呉美保史上最高作品ではないか!?
「宮本から君へ」などの港さんの脚本
「国宝」で圧巻の底力を発揮した吉沢亮主演
ノンフィクション小説を原作とした映画

コーダ、と呼ばれる主人公の大
職を転々としながら
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男はつらいよ(1969年製作の映画)

3.7

寅さん観たよ!!
母と。
山田洋次監督・原作

渥美清の良さを知る!
爽快コメディ。観てる者を傷つけない笑い。
お馴染みのサウンドトラック。
always 三丁目の夕日とかはこの映画にインスパイアされ
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わが谷は緑なりき(1941年製作の映画)

3.9

わが谷は緑なりき
ジョンフォード作品は初
アカデミー作品賞受賞作

初老になったヒューの視点から、彼の少年時代を回想する
炭鉱で働く大家族のお話

少年時代のヒューを演じる子役の子が可愛すぎる
ツカミ
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ダイ・ハード(1988年製作の映画)

4.3

ダイ・ハード
やっと観れた☺️

最高なアクション映画
絵で楽しませてくれるアクションは大体当たりなのよ

失われた週末(1945年製作の映画)

4.2

アカデミー作品賞受賞作
ビリーワイルダー作品は4本目

大学を中退したドンはいまだ無名作家のまま
アルコール中毒者の彼は兄とガールフレンドとの週末すらも酒のために無碍にしてしまう

ビリーワイルダーは
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我等の生涯の最良の年(1946年製作の映画)

4.1

アカデミー作品賞含む7部門受賞
ローマの休日のウィリアム・ワイラー監督作品
3時間弱の大作

戦争から帰ってきた3人の男にまつわる話
妻より他の娘に惚れてしまう、銀行員に戻るのを躊躇する、義手であるこ
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雨月物語(1953年製作の映画)

3.8

上田秋成原作
国宝、の世界観が忘れられなくて溝口の代表作を再見
白黒の邦画からしか得られないものがある
京マチ子さんはまだこの映画しか見てない😢
芥川の藪の中読了したらはやく羅生門見たいな

独創的な
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国宝(2025年製作の映画)

4.2

今年の日本アカデミー男優賞はもう吉沢亮で決定か?
そのくらい素晴らしい演技でした
曽根崎心中のお初の演技で鳥肌立ちまくり
どのくらい練習したのだろう…
申し訳ないけど吉沢亮に関してはあまり期待しておら
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紳士協定(1947年製作の映画)

4.1

波止場のエリア・カザンとグレゴリーペック
アカデミー作品賞など受賞

反ユダヤに関する作品を書くことを依頼された主人公のフィル
乗り気はしなかったが、ある日息子にユダヤ人のことを尋ねられた際にうまく答
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安城家の舞踏會(1947年製作の映画)

4.1

1947年キネマ旬報第一位の作品
原節子✖️吉村公三郎
チェーホフの戯曲、桜の園を底本とした

原節子目当てで見たけどこの映画の雰囲気大好き
20世紀前半の洋画のイメージが色濃い
邦画でもここまで西洋
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インサイド・マン(2006年製作の映画)

3.4

スパイク・リー監督作品
デンゼル、ジョディ、デフォーなどの錚々たる顔ぶれ

頭脳派の犯人を作品全体で描こうとして逆にわかりにくくなってしまった作品
惜しいけどリー監督の作品はもう観ないかな

祇園の姉妹(1936年製作の映画)

3.7

おおきに
トリュフォーやゴダールらに多大な影響を与えた溝口監督作品、初です
1937年キネマ旬報第一位の作品

男と女、そして金
白黒みてるといまの映画と男女観が違いすぎて感覚バグる。そりゃ時代的にそ
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