よーだ育休中

ユニバーサル・ソルジャーのよーだ育休中のレビュー・感想・評価

ユニバーサル・ソルジャー(1992年製作の映画)
3.0
ハリウッドの“破壊王”Roland Emmerichがハリウッド・ムービーで初監督を務めた作品。

ベトナム戦争で相討った米兵・Luc(Jean-Claude van Damme)と、戦地で錯乱した挙句、多くの民間人と同胞を手に掛けた軍曹・Scott(Dolph Lundgren)が、25年の歳月を経て米軍の極秘兵器《ユニバーサル・ソルジャー》として蘇る。


キョンシーとターミネーターを掛け合わせてマイルドに仕上げたような印象。

素人でも考えつくような無粋な科学考証は不要!戦死体を回収・改造・復活させて超人的なパワーで暴れさせる(ざっくりとした)設定が胸熱!(ばちあたり)

変な注射でメモリ(記憶)がリセットされている為、軍上層部の指示に無感情に従う。
あくまで兵器なので、敵の銃撃を敢えて受けて油断させるなんて戦法もお手の物。(これはひどい)

一定期間活動するとオーバーヒートを起こしてしまうので。クールダウンが必要になるのはご愛嬌。

ムキムキ色男のvan Dammeが全裸仁王立ちからぶっ倒れるシーンはどこか可愛らしい。


キレッキレのハイキックを披露したり、ジャンキーな食事に感動したり、不良アナウンサーとのロマンスがあったり、van Dammeの可愛らしさが詰まった作品。(その分、敵さんはスーパーで生肉むしゃむしゃしたり、耳ちぎってネックレスにしたりひたすら汚い。)