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仕立て屋の恋のBOBのレビュー・感想・評価

仕立て屋の恋(1989年製作の映画)
3.5
覗きが趣味の変態おじさんを主人公としたロマンス・サスペンス。

「少しも恨んではいない。死ぬほどせつないだけだ。」

"変態の純愛"というなかなか珍しい作品。現実にいれば完全にアウトな人間だが、キャラクターとしては興味深かった。軽蔑もするが、そのラストにはさすがに同情する。

神がかった変態描写。おじさんからは常に気持ち悪さが滲み出ているが、雷の光で顔が浮かび上がるシーンは別格。鳥肌が立った。

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