nago19

息子のnago19のネタバレレビュー・内容・結末

息子(1991年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

何か悪いことが起こるんじゃないかとハラハラしてしまうんだけど山田洋次監督だし終わってみれば淡々と描かれた親子関係、都会と田舎の意識の差、ちょっと鬱陶しい親戚やありがたいご近所。でも光が差したときはやっぱり!って死んだかと思ったわ。

30年前の映画、不動産は最高値、年寄りの面倒は子どもがみないと体裁が悪い、出稼ぎ、戦争に行っていた人がまだ普通に元気な頃。今は老人はなるべく住んでいたところで過ごさせたい。自治体が前より協力的だしそれでもダメなら施設へ。子どもの気持ちも周りの見方も変わったよね。どっちがいいかはそれぞれだろうけど。

今は亡き昭和の名優たちがたくさんいて懐かしかった。
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