第15回日本アカデミー賞受賞作品。
岩手の山奥に一人暮らす昭男(三國連太郎)が、長男夫婦の所に上京するシーンは、小津安二郎の「東京物語」を思い起こさせる。
やはり、田舎からオヤジが来るというのは、何…
本作品は序盤はうだつの上がらない永瀬正敏さん(役名テツオ)の話。母の一周忌にハデなシャツで遅刻して登場する姿はうだつの上がらなさを象徴するシーンであった。
ただテツオは東京の街で仕事をころころ変え…
永瀬正敏と山田洋次監督ってコンビ多かったんだ。ストーリーは正直全然好きじゃないけど、三國連太郎が演じる父親の姿がどうしても自分の祖父と重なって常に息子が自分のように見えてしまって作品に没入してしまっ…
>>続きを読む何か悪いことが起こるんじゃないかとハラハラしてしまうんだけど山田洋次監督だし終わってみれば淡々と描かれた親子関係、都会と田舎の意識の差、ちょっと鬱陶しい親戚やありがたいご近所。でも光が差したときはや…
>>続きを読むNo.3805
哲夫(永瀬正敏)が鉄工場に初めて来たとき、安全靴を見たとたん「なんすかその靴~、スニーカーじゃだめですか~」みたいなことを言ったとき、
「なにこの不自然なセリフ・・。そういう生意…
原作『倉庫作業員』椎名誠著
三國連太郎さんのオーバーオール姿が愛おしい。手のかかる末っ子哲夫が結婚する報告した夜の落ち着かない様子もコントのようで『お富さん』を歌う姿はたまらない。
鉄工所の人たち…
BSテレ東でなんとなく見かけたのですが、すぐに目を離せなくなりました。昭和28年の映画『東京物語』の平成初期版という感じ。
ときどき映る東京都庁がとても印象的。ちょうど西新宿に移転したばかりだ…
「ずっと2枚目…親父のほうが」「コノヤロー!」の手話で会話するシーンが可愛すぎる
「おめぇがもしあの子を裏切ったら…俺はあの子の病室の前で腹切らねばならねんだぞ」のところで死ぬほど笑ってしまった。父…
Huluで、山田洋二監督の映画が、ほぼ見放題なので、たくさん山田洋二作品を最近見ています。
息子も前から見たかった作品です。
和久井映見がとてもいいです。彼女でなければこの映画のよさは出なかったと…
妻に先だたれた三國。長男は東京でエリートサラリーマンになっているが、次男哲夫は定職につかず、三國の悩みのタネだった。
だが、哲夫に婚約者ができたことを知り、安心し、幸せそうな顔をする。
大きな出…
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