おけい

ガンヒルの決斗のおけいのレビュー・感想・評価

ガンヒルの決斗(1959年製作の映画)
3.6
カークダグラスVSアンソニークイン

『荒野の七人』『大脱走』などの名匠ジョンスタージェス監督の西部劇。

旧知の仲である2人が立場の違いから対決することになってしまう宿命を描く。

妻を暴漢に殺された連邦保安官マット(カークダグラス)が探し当てた犯人は旧友クレイグ(アンソニークイン)の息子だった。クレイグはガンヒル一帯を牛耳る大物で敵に回せば生きてガンヒルから出ることはできない。

妻を殺した犯人に法の裁きを受けさせようとする保安官と、罪を犯した息子を救おうとする男。らちが明かない攻防戦。

とんでもなく馬鹿な息子でも、息子にだけは甘いクレイグ。たとえ、見逃してもらったとしてもロクな人間にはならないだろう。

俺が法律だ

カークダグラスのセリフに痺れる。
完璧なスタイル、端正な顔立ち、敵だらけのガンヒルを堂々と歩く姿に品がある。とにもかくにもカークダグラスがカッコ良かった。
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