見逃していたビル・マーレイ作品の一本。
それが、こんなにも傑作コメディーだったとは。
まさにこれが、ビル・マーレイ!
というより、ビル・マーレイの為に書かれた様な脚本♪
何回ビル・マーレイって言うねん! とお叱りを受けそうだが、彼がすごいのは ジム・キャリーやMr.Beenのローワン・アトキンソンの様に変顔をしたりせず、ピーター・セラーズの様にこけたり、落ちたりの古典アクションで笑いをとるシーンもほぼなく、
真剣な演技で「すっとぼけ」を演じる事。 私の知る限り "すっとぼけ" を演じさせたら世界一と思う♪
その世界一が、"劇中で役者を演じる一般人" をさらに演じてるのだがら面白くないはずがない。 スパイ活動に一般人が巻き込まれるのだが、それをお芝居と勘違いして、エージェントの真似を演じて行動する所が今作の見どころ。
そして現実とお芝居のギャップを脚本が絶妙に噛み合わせているのが、最高に面白い。
コーン飛ばしカーチェイスや、勘違いフォーリンラブ、ハラハラダンスなど、様々なシチュエーションで ”すっとぼけ” をず~~と見せてくれる。
いや~声を出して何度も笑った♪
久々に本格コメディーを堪能出来たのでオマケの★4
機会あればハードルを上げずに、是非ご視聴を。
私が過去に最高に笑ったBEST3
「アニマル・ハウス」(1978年)
「ポリスアカデミー」1作目 (1984年)
「マスク」(1994年)
本作は20年以上ぶりに上記 にせまった♪