内臓マン

灼熱の魂の内臓マンのレビュー・感想・評価

灼熱の魂(2010年製作の映画)
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初心者二百五十九作品目!!!

【概要】
レンタルビデオで視聴。
久々のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督!

【感想】
ドゥニちゃん作風全部乗せ。
いつもの宗教&母親描写が全面に押し出されてるんで、マジでやりたかったやつなんだろうなこれ。

なんかのアニメで、「人間には根本的な感情が存在する」なんて言ってたんですが、結局それに基づいて行動しちゃってるような気がするんです。
常にどんな感情が自分に付きまとっているのか。これを自覚しない限り知らぬ間に他人に多大なる影響を与えてしまうかもしれません…。

全体的にジメッとした画面で息がしづらい感じ。
演技をバチバチに魅せる「複製された男」的なカメラワークもあれば、「DUNE」に繋がるような壮大なものまで幅広いです。
内容としてはくっっそ現実を痛ましく見せるゲロ重ストーリー。
とにかく色んなことやってるんですねドゥニちゃんは。
間のとり方とかテンポ感は深夜勢に勧めたいポイント。
気持ちいいよね〜。
行き過ぎた痛みは美しいんですね。

ホントに母は偉大です…!

【終わりに】
音楽かかったと思ったらレディヘやん!
レディヘ映画だったんかこれ…、素晴らしいやん…!
「Amnesiac」は宗教感強いな確かに…!
内臓マン

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