内臓マン

リズと青い鳥の内臓マンのレビュー・感想・評価

リズと青い鳥(2018年製作の映画)
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はあうっ!!!
やばい!

青春はキラキラ儚く切ない…、なんてそんな生易しいもんじゃねえのだ。
二人の関係性が凄く同性愛的に描かれるのは現代アニメだとそう珍しくもないかも。
その中で大学進路決定の話だったり、童話を交えたりして、結構深い人間関係の話になってますね。

学校という場所での距離の近い交友関係だからこそ描き出せる人間関係の本質。
対話の本質。
セリフや描写の一つ一つがめっちゃくちゃ凝っていてとても繊細な映画だった。
これは多分粗探ししても無いです。おそらく。

ひとりひとりのキャラクターをちゃんと受け止めながら描く、製作者側の温かさ、優しさがとても伝わってきました。
すごく、すごく良かったです。
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