【衝撃的なラストは決して忘れない】
双子を持つ母親がある日、突然死した。母からの遺言に従い子供たちは自分たちの父親と知らされていなかった「兄」を探しに母親の故郷である中東の国（たぶんレバノン）に向かう。そこには想像もつかない状況下で母親が懸命に生きた軌跡を辿るうちに、やがて自分たちの驚愕な事実へと足を踏み込むことに…。
>
本作は1970年代の中東で起きたキリスト教徒とイスラム教徒による宗教内戦真っ只中で生き抜いたひとりの女性の生涯とその家族についてを描いたものですが、私はきっとこの作品のラストは生涯忘れることはないのだろうと思います。利権や宗教によって一般市民が犠牲になる戦争とやらは人間がいる限り無くなることはないのでしょうね…💧
