すすかぼちゃ

灼熱の魂のすすかぼちゃのレビュー・感想・評価

灼熱の魂(2010年製作の映画)
-
途中でお察ししてしまったにも関わらずエンドロール後までしっかり沈みます。最期まで鬱たっぷり。レバノン内戦がベースにあるなかで、既に宗教なんて関係のない憎しみの果てを覗いた気がしました。知りたいこと、知るべきこと、知らない方がいいこと、1+1の答えに求める正解は事実だけなんだろうけど、全ては赦しなのかな。平和な国と時代に生まれたので未だ理解はできていないのが正直なところです。本当幸せなことです。灼熱のような熱苦しいまでの「愛」では片付けられない「愛」。それぞれが生き抜いた道だったからこそ酷でした。