とんでもないものを観ました。
胸糞とか後味悪いとか怖いとかじゃない、ものすごい現実み。だから一番胸糞も後味も悪いし怖い。
母としての愛、宗教や民族の色々な立場からの１人の人間としての執念や経験、感情、そのどれもがまさに灼熱…。
自分の経験値では想像だにできない、
容赦なく残酷だけど愛があるとてもリアルな他人の人生を見た気持ち。
観てる側もある意味公証人。
話が静かに進むのに全く飽きないどころか続きが気になる作りがまためちゃくちゃに良い。
最終盤、手握って力が入るし唖然として口は開くし動悸止まらない。
なんて映画だよ…。
