茫然自失とはまさにこの事!
思考が停止してこの感情を表せる言葉が見つからない。
想像を優に超えるまさに驚愕の結末には我を忘れて思わず ぇぇえー!!!
声に出してしまった程!
レバノン内戦の目を覆いたくなる紛争の事実と巧妙に練り込まれたストーリー。その中で圧倒的な主人公女性の強さから目が離せなかった。
内戦のリアリティを全く感じない環境下にいては想像する事すら容易ではない。けれどもしこれに近い現実があるのであればどこにも光を見出すことが出来ない。
そして幸せとか不幸とか以前に生きている事が奇跡の世界ではこんな結末をその尺度では到底計れない。
衝撃的な作品だった。