みんとさんの映画レビュー・感想・評価

みんと

みんと

ノッティングヒルの洋菓子店(2020年製作の映画)

3.6

英国、ノッティング・ヒルの美しい風景を走る1台の自転車。冒頭からもう素敵!掴みはちょっとサスペンスチックなんだけど、ほっこり優しいお洒落イギリス作品だった。

建造物のカラーやデザイン、映し出される街
>>続きを読む

ブラス!(1996年製作の映画)

3.9

威風堂々…

実話を基にした王道ながらグッとくる作品だった。そして随分と久しぶりに音楽映画に触れて、音楽の持つ力を味わった。

ともあれユアン・マクレガーが若くて可愛い!個人的に重ね着タックアウトの着
>>続きを読む

にがい米(1948年製作の映画)

4.0

モノクロ、しかも地味に田舎の田植え風景…?と思ったら、とんでもない迫力をビシビシと感じる。画面から伝わってくるパワーが凄い作品だった。

有名作品だし、1度目にしたら確実に脳内にインプットされるタイト
>>続きを読む

パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

3.8

淡々としていて流れに身を任せていたら、突然の終了…
そしてゾワゾワゾワ~!

大きな事件を期待するがあまり全く別のところに存在してた伏線たちを見落としてしまってた…と思う。
と言うか、何かが着々と進行
>>続きを読む

女が階段を上る時(1960年製作の映画)

4.0

いや~面白かった!またしても甘く見てた。

夫に先立たれ銀座のバーの雇われマダムとして働く圭子(高峰秀子)を中心に、華やかな夜の街で繰り広げられる女たちの人生の物語。

流れるジャズにしても着物の着こ
>>続きを読む

パリの恋人たち(2018年製作の映画)

3.9

ルイ・ガレル監督、主演作品。

なんともフランス的な恋愛事情が刺激的な作品だった。まぁ、今となっては少々の事じゃ驚かないし何だって受け入れ態勢出来てるけど…笑

一歩引いて観ると とんでもなくぶっ飛ん
>>続きを読む

コリーニ事件(2019年製作の映画)

4.2

今一歩ジャケに唆られず後回しにしてた。

いや~素晴らしかった!重厚な法廷ものであり、れっきとした戦争映画でもあった。
冒頭、サスペンスフルな展開から一気に引き込まれる。まさか最終的にこんなに心を揺さ
>>続きを読む

とっくんでカンペキ(2012年製作の映画)

3.6

ひゃ~可愛い~♡

そもそも、ひらがな+カタカナと言うタイトルセンスが完璧!

一瞬 なんのお話?ってところからあんなに初々しくてキュンキュンするストーリーに持ってかれちゃうなんて!

3分間に凝縮さ
>>続きを読む

再会の夏(2018年製作の映画)

3.8

ん?!ジャック・ベッケル監督?と思ったら、彼の息子であるジャン・ベッケル監督作品を初鑑賞。(撮影当時86歳)

史実をベースにした同名小説の映画化。
特にわんこ好きには堪らない、忠犬ぶりにグッとくる犬
>>続きを読む

名もなき塀の中の王(2013年製作の映画)

3.7

刑務所関連作品は好きなジャンル。
そして偶然にもコチラも父と息子の特殊な親子関係を描いた作品だった。

愛に飢える息子と愛し方を知らない父との不器用な親子関係がとにかく歯がゆい。刑務所内とは言え過干渉
>>続きを読む

海辺の家(2001年製作の映画)

3.9

余命僅かな父親と家を建てながら関係を立て直す、家族再生の物語。

じんわり沁みる感動作だった。父と息子の不器用な親子愛が涙を誘う、シンプルに心に響く家族ものの名作と言われるのにも納得。

父親を演じた
>>続きを読む

KCIA 南山の部長たち(2018年製作の映画)

3.9

1979年に韓国のパク・チョンヒ大統領が、大統領直属の機関、韓国中央情報部(KCIA)の部長に暗殺された、実際の事件を基にしたサスペンス。

歴史の闇に埋もれた事件をしっかり描き切る韓国映画にまたして
>>続きを読む

家族の肖像(1974年製作の映画)

3.9

ヴィスコンティ作品の中でも、どこか敷居が高くて鑑賞時期を悩んでた作品のひとつ。

『山猫』に出逢え、以前『ルートヴィヒ』にハマった事もあって、B・ランカスター× H・バーガー共演のコチラをやっと鑑賞。
>>続きを読む

山猫(1963年製作の映画)

4.0

ヴィスコンティの圧倒的な世界観。
格の違いを見せつけられる超大作だった。

更には、長きに渡り血の流れを受け継いできた特権階級の心の移ろいを描いた今作には“本物”と言う表現が、甚だマッチする作品でもあ
>>続きを読む

サンタクロースになった少年(2007年製作の映画)

4.0

フィンランドのラップランドを舞台にしたサンタクロース誕生までの物語。
孤児となった少年は何故サンタクロースと言われるようになったのか…?
まるで絵本の世界のような優しいファンタジーだった。

ラップラ
>>続きを読む

トゥルーノース(2020年製作の映画)

4.4

『アウシュヴィッツ・レポート』ともオーバーラップする、北朝鮮強制収容所の過酷な実態を描いた衝撃的実話。

人間の醜さと美しさ、強さと弱さ、憎む事と赦す事、表裏一体の感情が丁寧に赤裸々に描かれていた。3
>>続きを読む

かもめの城(1965年製作の映画)

4.6

評判通りのとんでもない傑作だった!痺れに痺れた~!

脚本も撮影も音楽も、何よりパトリシア・ゴッジが素晴らし過ぎた。冒頭カメラが捉えた瞬間に息を飲んだ。えも言われぬ魅力に一瞬にして釘付けと言った印象す
>>続きを読む

乱れる(1964年製作の映画)

4.3

まさかまさかのオチだった。気持ちが乱れに乱れ言葉がなかった。絶句!
…いや、ホントは ええぇぇえぇぇぇーーー!!!と思わず大きく声が出てしまった。

『乱れる』って?!ふむふむ そう言う事ね、そりゃ乱
>>続きを読む

マーメイド・イン・パリ(2020年製作の映画)

3.8

メルヘンでファンタジー。
人魚と人間のラブストーリーがとても可愛く美しく描かれていた。

予想外にハマった『シェイプ・オブ・ウォーター』をイメージしながら観始めた。
オープニング、クレーアニメな世界観
>>続きを読む

真人間(1938年製作の映画)

4.0

フリッツ・ラング監督作品。
コチラも音と影だけでここまで不穏を煽る監督の力量を感じずにはいられないし、独自の手法への拘りすら感じる。

細部まで一切の手抜きを感じさせない。
次々映し出される男達の顔の
>>続きを読む

マン・ハント(1941年製作の映画)

4.3

ヒトラーに銃を向けたハンター、ソーンダイク大尉(ウォルター・ピジョン)と、彼を狩り出そうとするゲシュタポの追跡を描いたサスペンス。

流石、高スコア作品が多いフリッツ・ラング監督作品、コレも例に漏れず
>>続きを読む

マラソン マン(1976年製作の映画)

3.7

ハマらないかも~と思ったらやっぱりハマり切れなかった。残念!

前半のロイ・シャイダー パートはカッコ良さも手伝ってとんでもなく引き込まれたけど、その分後半が長く感じてしまった。

ダスティン・ホフマ
>>続きを読む

ニューヨークの巴里夫(2013年製作の映画)

4.0

いや~笑った!楽しかった!シニカルテイストの笑いに見事にハマった。
しかもスタイリッシュ!このセンスとこのシリーズはやっぱり好み。

以前ふらっと観た『スパニッシュ・アパートメント』が意外にもツボにハ
>>続きを読む

ホロコーストの罪人(2020年製作の映画)

4.3

ノルウェーにおけるユダヤ人達の過酷な物語。

北欧の寒々しくも洗練された街並みに ただただ幸せそうな一家が映し出される序盤。覚悟はしていたけれど、ホロコーストの核心へと雲行きが変わってゆくに連れ鼓動が
>>続きを読む

忘れられた人々(1950年製作の映画)

4.0

ルイス・ブニュエル監督のメキシコ時代を代表する作品のひとつを鑑賞。

メキシコシティのスラム街。感化院を脱走した少年ハイボは、再び街の不良少年のボスに返り咲き、盲人への暴力や盗みと言った悪行を繰り返す
>>続きを読む

プルートで朝食を(2005年製作の映画)

4.2

めっちゃ良かった!

ニール・ジョーダンはもう一息ハマり切れなかったけど(そんなに観てないけど)コレは好き!

そしてキリアン・マーフィも過去に特別ときめいた事が無かったけど、コレは素敵だった。頗る魅
>>続きを読む

愛人ジュリエット(1950年製作の映画)

3.9

『天井桟敷の人々』のマルセル・カルネ監督、ジェラール・フィリップ主演作品。

小顔の正統派イケメンながら何処か残念な空気が拭い切れないジェラールが、だからこそ良かった。
そして初めましてのシュザンヌ・
>>続きを読む

潮風とベーコンサンドとヘミングウェイ(1993年製作の映画)

4.5

じわ~っと心が温かくなる良作だった。

破天荒爺(リチャード・ハリス)と堅物爺(ロバート・デュヴァル)の友情物語が、ユーモアたっぷりに感動的に粋に描かれていた。

子供の頃は友達100人出来るのに、年
>>続きを読む

肉体の冠(1951年製作の映画)

4.1

最上級の あああぁぁぁぁ…

『穴』のジャック・ベッケル監督作品。
流石!期待を裏切らない衝撃のラストは後味が悪過ぎた~

シモーヌ・シニョレは3作目だけど、存在感が半端ない!登場した瞬間にファム・フ
>>続きを読む

アメリカ、家族のいる風景(2005年製作の映画)

4.2

とても『パリ、テキサス』っぽい作品だった。

心情的には許せない部分もあるし、一瞬 安易な展開と思えてしまったシーンも正直あったけれど、細かい事が気にならない、映画的に好き!

共感を求めて観てしまう
>>続きを読む

時の翼にのって/ファラウェイ・ソー・クロース!(1993年製作の映画)

4.0

ヴィム・ヴェンダース監督『ベルリン・天使の詩』の続編を鑑賞。

前作鑑賞から2年近く経ってるのでどうかな?と思ったけれど、大丈夫だった。ファンタジーの中で唯一受け入れ易い天使のお話。難なく冒頭のモノク
>>続きを読む

ハイ・ライフ(2018年製作の映画)

3.1

う~ん、コレはSFスリラー?しかもホラー?
私の求めるSFじゃなかった。

元死刑囚9人のクルーが乗り込んだ宇宙船「7」は太陽系を遥かに超えて宇宙へと突き進んでいた。極刑の免除と引き換えに女性科学者(
>>続きを読む

白鯨(1956年製作の映画)

3.9

『グッバイ、リチャード!』でチラッと登場してた流れで何となく鑑賞。(今作とは関係ないのかなあ…?)

結果、予想を遥かに超えて面白かった。

白鯨に片足をもぎ取られたエイハブ船長(グレゴリー・ペック)
>>続きを読む

オルジャスの白い馬(2019年製作の映画)

3.6

なんか惜しい。

クロエ・ジャオ作品とか『草原の実験』の雰囲気を感じる空気感とか映像美は素晴らしいし、とても好みの作風だった。(特に馬追いのシーンとか)

森山未來のカザフ語の違和感のなさとカザフスタ
>>続きを読む

アメリカの友人(1977年製作の映画)

4.0

大好き作品『パリ、テキサス』のヴィム・ヴェンダース監督作品。
比較的新しい何作か試しに観てみたけれどどれもハマり切れず『ベルリン・天使の詩』以来、やっと観たかった作品のひとつに出会えて満足!楽しめた。
>>続きを読む

羅生門(1950年製作の映画)

3.8

恥ずかしながら黒澤作品は『七人の侍』を観たっきり。台詞の聞き取り辛さにその後すっかり手が出ず今に至る…笑

え?!字幕あり?!いつから?!
ならば観てみようという事でチョイス。

モノクロを最大限に活
>>続きを読む

>|