クロード・ミレールが当時14歳のシャルロット・ゲンズブールを主演に迎え、思春期の多感な少女が経験するひと夏の出来事を描いた青春ドラマ。
はぁ、可愛い!眩しい!
思春期特有のいら立ちを抱える主人公を瑞々しく演じ、恐るべし原石ぶりを発揮してた。そして、時折見せるゾクッとするような表情や仕草に開花目前の“女”を感じるし、フランス女子の早熟ぶりも改めて。
また、シャルロットのスレンダー体形と長い手足を最大限に活かしたファッションがシンプルだけど素敵。既に着こなしは上級者?!母親のDNA感じたなぁ…
この時期だからこそ撮れた貴重な一作。
人生で最も眩しい一瞬の輝きをフィルムに焼き付け高純度で真空パックしたような作品だった。
なんと言ってもポップなテーマ曲がとんでもなくキャッチーだし作品にピッタリ!
因みに、以前観たスザンヌ・ランドンが脚本・監督・主演の『スザンヌ、16歳』は間違いなく本作の影響を強く受けた作品だった。
スザンヌのファッション(白シャツ×ジーンズ)もヘアースタイルも、そしてオープンテラスのショット、レモネードからソーダに変わったグレナディンまでも。