そろそろ

MIND GAME マインド・ゲームのそろそろのレビュー・感想・評価

MIND GAME マインド・ゲーム(2004年製作の映画)
5.0
今田耕司の乾いた空気感や虫みたいな声が軽薄な主人公にどハマりしていた。

この監督のアニメは直線的、即物的な描写が多いため、キャラクターの内面や行動心理は読み取りづらい。しかしそれが逆に神や生と死の境目の空間の不気味さやヤクザの怖さ、鯨の体内の閉塞感などにうまく活かされている。

最後の脱出シーン。アニメーションのもつダイナミズムと音楽、キャラクターの熱意がうねり、跳躍し、限界突破している様にただ圧倒される。

みるなら是非大画面、爆音で。
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