そろそろさんの映画レビュー・感想・評価

そろそろ

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夜霧の恋人たち(1968年製作の映画)

3.0

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社会をなめてる感じのやつがツラの良さと皮の厚さでなんとなく世を渡り、なんとなく丸く収まるみたいな話を生暖かく見守れる度量を持ちたい。

パターソン(2016年製作の映画)

4.0

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パターソン市に住むパターソン氏の1週間。
クセの強い彼女に振り回され、ネガティブな同僚の愚痴を毎日聞かされ、仕事や知人のトラブルに巻き込まれ、飼い犬には自作の詩を無に帰される。ポストも倒される。
普通
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ポゼッション(1981年製作の映画)

3.8

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異形のラブストーリーという文句を見て言い得て妙だと思った。
高尚とカルトのラインを反復横跳びしてる感覚。
地下道のシーンはなんだかあらびき団を思い浮かべてしまった。
ザ・ドライバーのイザベルアジャーニ
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タッカー(1988年製作の映画)

4.3

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その映画の空気感まで支配するような影響力を持つ主人公に憧れる。若干アッパー系サイコパスっぽいけど。トラブルが起きてもだいたい笑顔。トラブルをトラブルと思わない胆力が羨ましい。

蜘蛛女のキス(1985年製作の映画)

4.3

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最初は外から他人の会話を盗み聞きするような余所余所しさから、次第に中の2人に感情移入していき、最終的に2人の行く末が気になってしょうがなくなる感覚を久々に味わう。抑圧された状況の中のささやかな幸せとい>>続きを読む

ソナチネ(1993年製作の映画)

5.0

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美しい風景の中に、不機嫌さ、諦念、死、と負の空気が充満する。徹底した反骨精神でみせるバイオレンスは、単純なかっこよさを超えて手の届かない憧れに似た感情を抱いてしまう。
人のいない街の、ガラガラの映画館
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処刑の丘(1976年製作の映画)

4.1

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焼鏝を押されて気絶した男が水をかけられて無理矢理起こされた後、焼鏝を指示した判事を見つめる。人間ってあんな表情ができるのかと思う。あの顔が脳裏に焼き付いて離れない。

初恋(2020年製作の映画)

4.0

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キレキレのオープニング、冗長な中盤、でたらめなグルーヴ感が爆発するクライマックス。デッドオアアライブの頃の三池監督が帰ってきた。
窪田正孝は演技がいい。村上淳は見た目がいい。染谷将太はヘタレぶりがいい
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スターマン/愛・宇宙はるかに(1984年製作の映画)

4.5

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こういう異物の憑依物って役者の演技一つで映画のジャンルまで変わってしまうと思う。
ジェフブリッジスの不自然さの自然さが凄い。無機質さの中の穏やかさ。
カーペンター監督って優しい人なんだろうなと思う。

キングスマン(2015年製作の映画)

5.0

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何度みても最高だ。
世間の風潮に媚びず、自分の好きなことだけ、やりたい放題やる。それでいて最高に面白い。
善悪共に魅力的なキャラ、真似したくなるセリフ、仕草、ファッション、映える画に映える音楽、洒脱な
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レイジング・ブル(1980年製作の映画)

2.2

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ボクサー時のキレの良さ、かっこよさが全て消し飛ぶ勢いで不快な男を長々と演じるデニーロはやはり頭がおかしい。ギャング映画ではないがやってることはギャング映画と一緒だ。

キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

2.5

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最後のデニーロのショーが大ウケしているのは監督なりの優しさなんだろうか。ジェリールイスが最後まで態度を改めないリアルさを見ると、懐が深いなとも思う。

ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.7

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荒唐無稽な世界の中、自分の意志が通じない、覆すことができない集団、慣習による圧力みたいな怖さがリアルだった。
粛清描写はみせるなら過程も全部見せるか(別の映画になりそう)、全て覆い隠すかどっちかにした
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音楽(2019年製作の映画)

4.5

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言葉にならない感情があふれる高揚感、他人からみたら滑稽かもしれないが本人にとっては真剣そのもので、他人にどうみられようと関係ない、ああ今すごく幸せだというのが伝わるライブシーンに打ちのめされる。
素っ
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.1

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爆発の炎で照らされる夜明けの敵地とか前線に広がる草原とか、なんか綺麗だなあと場違いなことを考える。戦場において気を保つことが何より大事というのがスコ君を見てると分かる。
ベネディクトカンバーバッチ切り
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フルスタリョフ、車を!(1998年製作の映画)

3.5

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見る時の体調によって面白さが変わってくる。情報過多の画面をずっと見ていると脳が疲れて眠くなってくる。煩いのに眠くなる稀有な映画。

動くな、死ね、甦れ!(1989年製作の映画)

5.0

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灰色の世界の中で、お茶を売る少女もイースト菌で悪戯する少年も、燃やされる人も土を食べる人も単なる同じ日常の風景として映される。
不遜な少年はその日常をただじっと見据える。目の前で刺殺された人の返り血を
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ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ホラーではない。完全にSFだ。80年代オマージュの。
前作でモブだったやつが主役級に格上げされる展開は好きだ。
どうせ生き返るから、とドラゴンボールばりの理屈でさくさく死ぬ。一応制限はあるみたいだけど
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ホラーと思いきやSFの世界観でサスペンスをやる。話にオチはつくが、疑問は解消されない。ところにあの続編の予告を流すのはずるいだろう。

マーウェン(2018年製作の映画)

3.6

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自分の価値観に自信を持つのは大切だと思う。しかし他人の自己完結妄想映像を長々見せられるのはちょっとしんどい。
人形劇の銃撃が爆音ですごかった。BGMが何気に洒脱で良かった。

母なる証明(2009年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

殺人の追憶は分からないもどかしさだったが、こちらは分かってしまうもどかしさを描く。
観終わると、母の息子に対する想いは不可侵なものであることが改めて強調されるタイトルとポスターだ。
度々見られる引きの
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男たちの挽歌(1986年製作の映画)

4.5

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歯が浮くような微笑ましい日常パートとそれを根こそぎ一掃する勢いで弾丸が飛び交うアクションメロドラマ。
テイロンとレスリーチャンの単なるじゃれあいがキレキレの動きで笑う。
チョウユンファがかっこいいのは
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続・荒野の用心棒(1966年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

奪った砂金をやたら長い時間かけてコソコソ盗みに行くところくらいで主人公に対する見方が変わる。メキシコの将軍の方がずっと男らしいし懐が深い。酒場の店主がとてもかわいそう。少佐弱。

殺人の追憶(2003年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

自分が費やした労力とそれに基づく確信を根底から覆された時のやり場のない怒り。終わりの見えない絶望、まだ終わっていない戦慄。
画面上起きてることはずっと陰惨なんだけど、軽い語り口で始まり徐々に負荷がのし
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バッドボーイズ(1995年製作の映画)

3.5

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マーティンローレンスがめちゃめちゃ痩せててタイラーザクリエイターに似ている。こっちが先だけど。
終盤のワイスピごっこが一番盛り上がった。こっちが先だけど。
この映画に限らないけど、ウィルスミスが有能イ
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.5

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最初は外側から成り行きをにやにや楽しむ感じが、ある時点から当事者と同化し不安の(文字通り)底に叩き付けられる。単純な話の面白さとテーマの重さに感情が揺さぶられ最初から最後まで没入する。
どんなに頭や要
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.0

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途中まで某監督の映画みたいだなとぼんやり眺めていたけど、スカヨハの死、というかその死がスカヨハであることを分からせる演出にとてもぐっときた。
信念を貫き通し生き抜くのはとても難しく、とてもかっこいい。

マイライフ・アズ・ア・ドッグ(1985年製作の映画)

3.9

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自分に適した環境があるというのはとても幸運なことだ。そこに満足するかどうかは置いといて。
自分より下を見て平静を保つのはよくあることだろうけど、ライカ犬よりはマシ、というのがなんか詩的で良いな

ラストレター(2020年製作の映画)

3.6

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トヨエツのセリフが刺さる。人に影響を与えない人、いてもいなくてもいい人。
マスクを外した顔に一目惚れという演出に白々しさを感じさせない広瀬すずの顔面の説得力。
自分の気持ちを紙に書いて相手に読んでもら
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修羅(1971年製作の映画)

4.0

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ずっと黒い背景のままずるずると悪い方へ進んでいく感じが、なかなか覚めてくれない悪夢をみているようで良い。けどしんどい

薔薇の葬列(1969年製作の映画)

3.0

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見た目は普通のおじさんなのに仕草や話し方が女性っぽい人が、余裕ある感じでかっこよかった。

ファントム・オブ・パラダイス(1974年製作の映画)

4.8

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ジェシカハーパー声低。主人公頭悪。こういう役を引き受けるポールウィリアムズ懐深。
デパルマ監督の過剰の美学が冴え渡るどカルトミュージカル。そのやり過ぎ演出を一手に引き受けるビーフ君のパフォーマンスが最
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

4.1

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ドライバーを外されたクリスチャンベイルが、自分の気持ちは二の次で車に対する不満をぶちまけ続ける。そのオタクさがカッコよくもあり羨ましくもある。腹上死ならぬ車上死した彼は本望だったと思いたい。

ガープの世界(1982年製作の映画)

3.7

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自分の言いたいことを言いしたいことをする。それで早死にしても我慢し続けて長生きするよりは良いのかもしれない。

アイリッシュマン(2019年製作の映画)

3.3

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相変わらずアルパチーノがうるさい。

ゾンビ&ザ・ゴースト・トレイン(1991年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

マッティペロンパーがスクリーン上で陽気に歌を歌っている。それだけでもう何もいうことはない。

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