KH

キラー・エリートのKHのネタバレレビュー・内容・結末

キラー・エリート(1975年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

見た目に騙される。これコメディでした。しかもこれはもうジェームスカーンとバートヤングとロバートデュバルの3角関係ラブコメじゃないか!
ローバトデュバルがジェームスカーンのちんぽをガン見してるシーンとか2人がラブラブなのが何気に印象的な序盤。
そして重傷の主人公の見舞いに突然花束もって登場して冷たくあしらわれるバートヤング。
それでもお見舞いの手紙出しまくった(それってラブレターじゃん)のに返事をよこさないからすねちゃう乙女ちっくなバートヤング。
でも結局主人公に頼られると嬉しくてしょうがないから痴呆が入ってる奥さんですらそっちのけでのりのりで同行する自分に正直なバートヤング。
銃撃戦のさなか、逃げる車に乗れず孤立した主人公に「先に行け!」と言われてるのに「絶対嫌だ!(絶対一緒じゃないと嫌だ!)」とダダをこねて大好きな主人公が車に乗るまで銃撃を耐えて待つ健気なバートヤング。
もう一人の仲間は最後ガン無視かよ・・・とかいろいろ物語上破綻してるシーンは多々見受けられるものの、主人公が大好きでたまらないバートヤングを楽しめるとこは終始一貫してるので、これラブコメですぞ!
ちなみにもう一人の仲間は本来のエンディングでは最後のオチで登場するはずだったのに取り直しさせられたとか・・・だから結果的に彼をガン無視しているエンディングになってたのか・・・
そういや、バートヤングのセリフで今の2019年の日本にあてはまる政治批評があったな・・・1975年の映画なのに・・・
KH

KH