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冬の光のlagのレビュー・感想・評価

冬の光(1962年製作の映画)
3.7
欠伸をする余裕。耳が痛い時を刻む振り子。乾いた咳と毛繕い。ひとりずつ対話。父への疑念。窓の外の雲は晴れるや雪景色の中を自家用車が発つ。川の激流。教会に響く音楽と唄を真面目に。疲れきった表情でも職は続ける。

ただこちらを向きほぼまばたきをせずやや首を傾けかさ張るほどの長い手紙を読む。それを第三者が怪訝そうに傍観することはなく自身のみが聞き届ける。81分。
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