マツモトタクシー

たたりのマツモトタクシーのレビュー・感想・評価

たたり(1963年製作の映画)
3.6
ロバート・ワイズ監督作品


ニューイングランドにある丘の家と呼ばれる古い邸は幽霊屋敷と噂されていた

90年前にこの邸を建てたヒュー・クレーンの妻は邸の前の大木に馬車が激突して死亡し後妻も階段から転落死ヒュー自身も旅先で水死してしまう。。
不幸が続く屋敷は周囲から恐れられていた😰


超自然現象を研究するマークウェイ博士は2人の女性をアシスタントに泊り込みで実験する計画を立てる

アシスタントの1人エレノアは自分の人生を犠牲にして我儘で気難しい母親を11年も介護していた
母親が死んでからは姉夫婦の家で居候していたが厄介者扱いされていた
霊感体質の彼女はこの話に飛び付く

もう1人のアシスタントはセオドラという自信に満ち溢れた美人で鋭い直感の持ち主

邸の持ち主の甥のルークも加わり博士と4人で夕食をとり泊まり込みを始める

夜中になると異様な冷気が漂ったり足音や声が聴こえ始める。。







以下ネタバレ



マーティン・スコセッシの選ぶホラー11本の中の1本🎬

ロバート・ワイズ監督は「ウェストサイド物語」と「サウンド・オブ・ミュージック」の間にこの作品を制作

不気味な洋館に内装も気味悪い
カラーでも撮れたと思うけどわざとモノクロにしたのかな効果は抜群😨


段々とおかしくなっていくエレノア
何かいる!という雰囲気だけで最後まで全く幽霊は現れず気配や音だけで心霊現象を表現していく
構図やカットがかなり計算されていると感じた作品👻

90年代にリメイク作品も制作🎬