インテリア、音楽、アート、お花、ユーモア、わんこ、落書き、ローラースケート、パーティー、これらひとつひとつが人生に必要不可欠か、といえばそんなことはない
それでも実は、こういったものそれぞれがいかに人を密かに支えているかということをまず教えてくれる映画
死に一直線で向かってるのに死を潔く受け止めて自分(オリヴァー)より生きているように見える父親。自分はと言えば、過去の両親の夫婦像に囚われたり、父親の体調と恋愛に気を揉んで、父親が嬉しそうにしてるのを見るのは嬉しいけど、ふと我に帰ると自分は..?となぜか孤独な気持ちを抱えたり
それでもこういったシーンが暗くではなく、優しくオリヴァーに寄り添うように描かれています
そんなオリヴァーは父親が亡くなるまでの間にこういったもやもや渦巻く様々な感情を全て一人で受け止めて、受け止めて、そして父親が亡くなって、その気持ちが整理できることもなく、かえってその重さがました
オリヴァーもアナもどこか闇を抱えていて、でもそんな似たもの同士がたわいもないことで笑ったりふざけて遊んでるのを見ると、そんな一つ一つの思い出が不安や悲しみを支えてくれるんじゃないかなと思いました
シーンに少し場違いの軽快なバックミュージックとオリヴァーが描く絵でまずとても引き込まれた!!!!
あの微妙な終わり方も好き
不安に圧倒されてはいけない、人生なんて不安定なものだし、それを恐れないこと
DVD買う
(追記)
(DVDなかったので)Blu-ray買いました〜幸せ〜