イリュージョニストのschappeのレビュー・感想・評価

京都みなみ会館での最後の上映でシルヴァン・ショメの「イリュージョニスト」が選ばれたと聞いて驚いた。台詞はほとんどなく、彩度の低い色で静かに日常と時代の移り変わりを描いている。決してハッピーエンドとは言い切れないが好きな映画。
個性が強調されたアニメ的なキャラクターでありながら、実写やリアリスティックな感覚が緻密に描かれているシルヴァン・ショメの絵が本当に好き。