Haruki

犯罪河岸のHarukiのレビュー・感想・評価

犯罪河岸(1947年製作の映画)
3.8
フィルム・ノワールのお手本のような、ダークでサスペンスフルなクライム映画。

それでいて、妖艶なジェニーと彼女を取り巻くキャラクターたちの関係の描写は豊かで、瀟洒な雰囲気も湛えている。

鑑賞後は明るい気持ちで終わる。
それがこの作品にとってベストかは意見が分かれそうだが、全体の心理描写の内容を考えたらこれでいい気もする。

俳優陣の演技も真に迫り、時にコミカルで魅力的。
Haruki

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