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ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃のMYTのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

今回のゴジラは太平洋戦争で命を落とした魂の思念の集合体。一方でバラゴン、モスラ、キングギドラは大和の守り神という設定。

オカルト番組を制作する新山千春が主人公。
新山千春かわいい。眉毛の細さが時代を感じるし、なんか20世紀少年の平愛梨感ある。

オカルトな世界観の物語。学校の怪談的なかわいい質感があってほっこりする。
当時オカルト番組流行ってたし時流に乗ったのかと思うとエモい。

ちょい役の俳優陣がいっぱい出てて面白い。塚本隆史とか篠原ともえとか、温水さんとか、角田さんとか。ちゃんと殺されるし。
佐野史郎もいい味出してる。

何よりブチギレ白目ゴジラのビジュアルかっこいい!
2000年代に入ってバトルシーンとか破壊シーンとかの迫力増してて楽しい。

複雑な人間ドラマとか政治的なメッセージとかほとんどなくて潔い。
ストーリーや展開は子ども向けに全フリしてて微笑ましい。
幼稚だけど稚拙ではないというか。

最初から最後まで飽きさせない作りになって楽しめた。
シンプルに大怪獣たちがバトルするのはワクワクする。

ご都合主義すぎる展開もツッコミながら見れる余裕さえあれば普通に楽しめる作品。
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