マット・ディロンが、久々に帰ってきた兄の様子がおかしくてあれれれれ？ってなる映画。
不良少年たちのクールでアートテイストなドラマ。こんな話どこの国でもあるもんですね。ミッキー・ローク演じるモーターサイクルボーイがとてもカッコいい。登場から如何にもヒーロー到着って感じ。その後のバイク一撃必殺もぶっ飛んでて好き。明らかにこのモーターサイクルボーイが異質に映し出されてると思ったら「兄に捧ぐ」みたいなテロップが流れるから、コッポラ的にも大きい映画なんですかね（適当）。かつてのリーダー的存在の消失が、自身のアイデンティティの見つめ直しに繋がるみたいな話でもあって、桐島っぽいなと思った。ラストショットは絶品。
鏡に映った自分を殺そうとする。
