まつこ

処女の泉のまつこのレビュー・感想・評価

処女の泉(1960年製作の映画)
3.8
神の沈黙を感じる作品。

罪のありかは神のみぞ知ると言いながら、こんなに祈っても届かないなら何を信じればいいのだろうか。

観ているのが辛かった。
鬼畜はいなくなってしまえばいい。あの子は2度殺されたもおんなじだ。

知り合いの北欧人に神話について今度聞いてみようと思った。あの入浴も何かの儀式なのかなぁ。私にはわからない宗教的解釈が作品には溢れているんだろうなぁ。

最後まで切ないなぁ。

どうなるかわからないから恐れ震え、逃げたとしても罪の意識は追ってくる。

memo
オーディーンの神
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