キリストの受難と人々の回心、悪の敗北がこざっぱりとまとまっている物語。
キリストの死によってもたらされた愛の泉。その愛に誓い、永遠に乾くことのない水を与えられた人々の罪が清められるという、キリスト…
中世のスウェーデン。
敬虔なキリスト教徒の一人娘が教会へ行く途中、三人の貧者に強姦され殺害される。
娘を襲った悲劇から、怒りを制御できない父親の復讐劇へ。
神の沈黙も含めどこまでが神の思し召しかは分…
『鮮血の美学』の元ネタと聞いて観たけど、全く同じだったw
復讐シーンのバイオレンスさも想像以上だった。淡々としてる分こっちの方が暴力的にも見える。
所々の構図の凄まじさはさすがというか。
ラスト…
キリスト教信仰に即した物語。
七つの大罪が描かれる。
純粋の象徴である乙女も、その内の一つを犯しているため、過度に聖人的とならず、人間臭く、市井の人々の罪悪感が色濃く描かれている。
その乙女である少…
ベルイマン5本目。合いそうな作品を選んで観てるので、「第七の封印」以外どれもわりと好き。これも好みでした。結構な胸糞。これだけの内容をコンパクトに上手く纏めてるのはさすがだし、ベルイマンにしたら分か…
>>続きを読む強姦殺人なんてもってのほかだけど、あの娘にカチンとくる小間使いの気持ちは少しわかる
処女がローソク持っていくみたいなキモいルールやめろやと思った
作中に七つの大罪のすべてが描かれていた
今観るとま…
神は何故、彼女を見捨て父親に復讐をさせたのか?
罪を憎んで人を憎まずってのは、理想的ではあるが人間にとって酷でしかない。
この作品が当時のキネ旬ベストテンで1位を取ってることに、当時の人々の見識の深…
巨匠イングマール•ベルイマン監督作品鑑賞18本目、まだまだです。
大尊敬で愛してやまない監督なので、1作品づつ大切に観ています。
かなり久しぶりの鑑賞なので、監督のことを思いながら、どのシーンも気…
罪と救い
イングマール・ベイルマン監督による、中世スウェーデンを舞台にした、信仰と復讐をめぐる厳粛なドラマ。物語は、敬虔なキリスト教徒である裕福な家族の一人娘カリンが、教会にロウソクを捧げに向…