我が道を行くライオン

ダメージの我が道を行くライオンのレビュー・感想・評価

ダメージ(1992年製作の映画)
3.2
情事の成れの果てが、裏切られた側の死っていうのがなぁ。逃げの感じが否めない。常軌を逸した恋っていうのは、幾つ歳を重ねても、誰にでも降りかかり得るもの。狂気・錯乱のない恋なんて恋ではない。本作は狂気の愛に情事が加わり、最高にスリル満点。太宰もこういった文句を謳っている。「ほかの生き物に無くて、人間だけにあるもの。それはね、ひめごと、というものよ。いかが?」。不倫っておもしれぇ!もっとやれ!