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Vフォー・ヴェンデッタのはちのレビュー・感想・評価

Vフォー・ヴェンデッタ(2005年製作の映画)
4.5


第3次世界大戦後、ファシズム国家と化したイギリスで、夜の街で秘密警察に捕まったイヴィー(ナタリー・ポートマン)は、仮面の男“V”(ヒューゴ・ウィービング)に救われる。国を憎み、恐怖政治を憂う“V”は、国民を暴君の手から解放する野望をイヴィーに打ち明けるが……。


10年後くらいの設定でしょうか。
国家が醜いくらい歪んでいて、国民への情報は全て捻じ曲げられています。


正直、今の日本に酷似してると思いました。
誰もが信じることができない国家。


そのアンチテーゼかのように現れるV。
不気味で紳士的。でありながら残酷な彼はヒーローなのか悪者なのか…実に不気味な存在。


何が正しくて何が間違っているのか。正義とは?悪とは?
これは表裏一体であり実は最も近いもの。一つ崩れればころっと変わってしまうのだと実感しました。

そして、衝撃のエンディング。

実に恐ろしい。



ぜひ見てみてください!
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