Vという名の哀しきダークヒーローに魅せられた。
事実に準えた政府の圧政と復讐者というテーマを堅実に、スタイリッシュにまた奇妙な面妖とロマンスをもって美しく華やかに魅せた。 11/5の鐘と共に議事堂が爆発する様は1812年のクライマックスで彩られた記念日宛ら。
Vという仮面とマント、パズルピースや華やかな花火など映像のセンスがとてもよい。見てて気持ちがよいね。
坊主にしても寧ろナタリーの美しさが際立つばかりで感服。
ロマンスが入るとはこれまた私好み過ぎて... 願いが叶うも、また切なくある意味では報われないのもまた彼らしいなと。
素顔は分からなかったけど、確かに仮面を取ればそれはVではないしそこがミステリアスでまた唆る。 イヴィーも死んだ彼の顔を見ようとしなかったし。
偽りの正義に立ち向かい吠える、あなたもまたVであり、Vというキャラクター、世界観、理念がとても気に入りました。 いい映画をみた!