たつ

新・仁義の墓場のたつのレビュー・感想・評価

新・仁義の墓場(2002年製作の映画)
4.4
面白い。オリジナルと展開は余り変わらないが、舞台は平成になり岸谷五朗がかなりキマってる。

1人でドスを片手にカチコミ、灰皿で頭をぶん殴り、兄弟分にナイフを刺し、親父に銃口を向ける。仁義をも殺した石松は人間をやめ鬼と化す。

とにかく平成初期、バブル崩壊の後の世紀末感。銃声がやまないヤクザの抗争、このノスタルジックな日常風景にヤクザという治安悪い存在があるのがとても良い。

人として生きるにはルールが必要。石松陸夫は縛られない、ただ本能のまま生きる。
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