天才は天才ゆえに苦悩し、挫折し、それでも前へ進み続ける。
前半は主人公目線で映画を見始めたもののあの事実が発覚してからは気づかぬうちに客観的に主人公を見ていた。素晴らしい。
そして登場人物たちの感情が痛いほど伝わってくる。脚本も本当に素晴らしい。
まさかの事実が発覚してからビューティフルマインドの世界に引き込まれました。統合失調症の彼、その彼を支える妻、めちゃくちゃ辛い。真剣に真面目な顔で妻に助けを求める夫、でもその内容は全て夫の幻覚で妻的にもかなり精神的に辛かっただろう。
妻に支えは本当に助けになったろう、人は1人で生きていけないんだなあと実感しました。
ラッセルクロウは自然すぎて演技に見えない。とにかく演技が凄すぎる。この映画でラッセルクロウが好きになりました。
・人生に確かなことなんてない、それだけが確かなことなんだ。
・試みを繰り返すたびに成功の確率は劇的に上昇する。