このレビューはネタバレを含みます
うーん。
夫婦愛をメインにしたヒューマン映画なんだろうけど、無知な僕にはナッシュの功績が分かりづらかったし、夫婦間の不和の解消もあっさりしすぎていたし、幻覚との向き合い方も一方的に無視しているだけだし、後半は駆け足だからそれまでバカにされていたのに急になんとなくみんなから尊敬されて、賞を受賞し終わり、となんか非常に淡白な印象だった。
もっと描くべきポイントを絞って、そこを濃ゆくした方が好みだなぁ、という感想。
粗暴な役の多いラッセルクロウが学者役、っていう物珍しさもあるけど、決して拭えない彼の狂気性みたいなのが上手く作用した役だった。