■途中、騙されたと気付かされる構成が面白い〜🎬■
ノーベル経済学賞を受賞した実在の数学者ジョン・ナッシュの半生を描いた映画〜🎬
ナッシュのルームメイトと思っていたチャールズが、実は違うと分かるシーンが面白い〜
妻アリシアと共に衝撃を受けました〜笑
ナッシュに接触する黒尽くめの男、パーチャーから黒い車で追いかけられるシーンは、被害妄想っぽくて良かった〜
映画上で幻視のように現れていた人物達は、ナッシュの「妄想」を表現していましたね〜
■ASDの精神病症状の可能性も〜❓■
統合失調症という診断がしっくりこなかったな〜
実際は「妄想性障害」だそうですが…。
ベースはASDだと思います〜
☑︎ASDっぽい幼少期のエピソード
Wikipediaによると、幼い頃から、他人との共同作業を好まず、一人でいることを望み、また何事も自分の考えた方法で行うことを好む少年だったそう。
☑︎ASDは環境の変化に弱い
1958年、妻となるアリシアが妊娠し、この頃から異常な言動が目立ち始め、1959年に入院した。
→結婚という他人との共同生活、子供にペースを合わせないといけないという環境の変化に不適応を起こし、精神病症状が出現した可能性がある。
1972年に妻アリシアと離婚。
その後、回復傾向に向かったという。
妻アリシアは、病気が治癒したのは、周りのサポートによる「静かな生活」のおかげと言っていたそう。
→ナッシュの奇行にみんなが合わせる感じで回復したようなエピソードは、ASDっぽいと感じる。
☑︎ASDの治療は対処療法
ナッシュは、抗精神薬が効いたと感じていなかった様子。
→ASDの薬物療法は基本対処療法。
薬がしっくりきていない点からもASDっぽい。
☑︎人格レベルが落ちていない
一般的に、統合失調症の方は人格レベルが落ちていく。
しかしナッシュは、精神病症状から回復後、研究を続けノーベル賞他、色々な賞を受賞した。
→統合失調症というよりASDベースの精神病症状の可能性が示唆される。