これはすごい物語。
天才的発想の代償としての病なのかな。太宰治も病を患っていたと言われてるけど、そういう功績を残す人はどこか弱いところがあるのかも。
ジョンナッシュの打ち出した定説は色んな分野で活用されてる、というのは分かるけど、どうすごいのかわからないとすごさもイマイチ分からない気がして、自分の無知さが悲しい。
でもこの映画はそんなことを分からなくても、その半生を知るだけで感動させられる。ジョンナッシュと奥さんの紆余曲折。最後のシーンとセリフは、本物のジョンナッシュについて調べた時に「そういうことかぁー」って震えた。
病気のことを知るにもいい映画。
