なーんにも事前情報なしに観たのが良かったのか、もう感動の波が何回も何回も涙に変わってしまう。
天才の苦悩はわからない。
統合失調の苦しみもわからない。
でも音楽も映像も綺麗だから感情移入出来ずにただ作品を楽しもうとしてた。
途中から、自分の観た映画史上、これほどにないという心のシフトを体感した。
ただ一人だけ、理解者がいる。その時点でもういい。でもさらに現実的だったのは、その人が逃げたがってる自分を冷静に見つめてたということ。
病や天才とかとは少し離れるけど、自分が、いわゆる人生の大失敗をやらかした時、それでもそばにいてくれた人を自然に思い出した。
人生はそれだけでも良いと思えた。