三四郎

ビューティフル・マインドの三四郎のレビュー・感想・評価

ビューティフル・マインド(2001年製作の映画)
3.5
「今日、我々はアメリカの未来を君らの手に託す。諸君、ようこそプリンストンへ」
なんとも粋な科白だ。
冒頭のネクタイに向かう演出など、洒落てる。
「俺のルームメイトは氷か?ん?よし、その氷を割って—溺れようじゃないか」スキットルを取り出す…。かっこよすぎる。

本当に「現実世界」だと思い込んで見ていた。映画のあらすじを読まない、情報を入れずに見るというのは、やはり良いなぁ。双葉十三郎が著書に書いていたことで、それを真似して実践しているが、毎度いろいろ驚きがある。

腕に番号を入れ込み、光線を当てると門が開くなど、現代では現実のものとなっているので、1940年代からそんなことできたのかぁと感心して見ていた。スウェーデンでマイクロチップを皮膚の中に入れ、それがICカードの役割を担うというのと同じだと本気で感動して見ていたので、幻覚だったと知り驚いた。実話もので登場人物も実在の人物なのにホラー映画なのかと思ってしまった。
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