天才から精神患者へ...
とても感動する作品でした。
そして、かなり理解するのが難しい作品かと思います。私は、精神病の患者への理解がある程度あり、なのでこの作品を見て精神病だと医師から診断を受けたところで「なるほど」と感じました。
しかし、一般の方からしたら、「...え？」とか「どういうこと？」というはてなが多く浮かぶかもしれません。
普段私たちが見ている『現実』が現実ではないと分かったとき、あなたはその事実を素直に受け入れられますか？
私もきっとできないと思います。
でも、私たちからしたら妄想でも、患者からしたらそれらが『現実』なのです。
そう考えると普段おかしな行動をしている人を面白おかしく捉えるという行為がいかにおろかなものかがわかると思います。
最後の受賞スピーチは感動しました。
本当に素晴らしい作品をありがとうございました。
