おいくさんの映画レビュー・感想・評価

おいく

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エレファント・マン(1980年製作の映画)

4.0

ジョンメリックもまた人間なのである。
外見で他人を判断して価値観を固定してしまう人間の方こそ、果たして本当に人間と言えるのだろうか。
少なくともジョンメリックは、自分の母を、周りの人々に温厚で、こんな
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ダークナイト(2008年製作の映画)

4.0

「最高」この一言に尽きる不朽の名作だった。
光と闇。その両極でしか物事を区別できない人間たちが作り出した言葉。
その「光」と「闇」の世紀の対決である。この作品を観て、なぜ今もこんなに有名で人気がある作
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WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

4.7

ある家族を描いた実にリアルな作品であった。
優等生な青年の変容や家族間での溝発生、そしてそれを繋ぎたい妹。
人と人とのつながりが人を強くし、そして時には人を凶人にも変えてしまう。
この作品を通して、家
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透明人間(2019年製作の映画)

4.5

本当に怖いのは幽霊ではなく、人間なのかもしれない。

この作品を鑑賞し終わった時に残った感情は、すっきりしない、もやもやとした抽象的な気持ちである。
ストーカーから始まり、天才的な頭脳、技術から生み出
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ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方(2018年製作の映画)

5.0

この作品では、普段私達が生活するうえで必要不可欠である食物そのものの生命生活がリアルな映像で再現されている。
自然の中の生命の環、そんな神秘的かつ奇跡的なところに私達人間はいることができるという喜びや
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家族を想うとき(2019年製作の映画)

3.6

この作品は、一つの家族にフォーカスを当てて、生活のリアルを描いていた。
家庭環境の変化に伴った家庭の崩壊や、国、経済としての機能性を重視して人一人として、個人として見ない今の社会状況の投影など。見れば
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彼らは生きていた/ゼイ・シャル・ノット・グロウ・オールド(2018年製作の映画)

4.5

ドイツと連合軍(主にイギリス)との戦争を描いた作品。
実際のフィルムや、戦争に参加した人々の話を踏まえた作品で、フィクションというよりはほぼノンフィクション作品で、とても新鮮だった。
この作品の中で、
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仮面病棟(2020年製作の映画)

4.0

本業が忙しく、久しぶりの映画鑑賞。

期待以上の作品でした。
予告を見ていて、どういう方向性の映画なのかよくわからなかったのですが、友人の誘いで見てみることに。
とにかく役者が顔整っていてどこからとっ
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グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇(2019年製作の映画)

3.5

田島さんの波乱万丈な私生活を描いた作品。
とてもみてみて羨ましさ反面とても大変そうでした。。
だらしなさがゆえに大切な人に捨てられ、裏切られ。
あのような人生の中で、大切な人に巡り会えた。こんなところ
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バイオハザード II アポカリプス(2004年製作の映画)

3.4

ゾンビ映画。再度鑑賞。

やはりすごくよかったです。
戦闘シーンや街の再現度が高くて、この年代の映画にしてはかなりの出来となっております。
タイラント(マット)とアリスとの戦いは、見てみてとても辛かっ
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犬鳴村(2020年製作の映画)

3.1

日本のホラー映画。

日本ホラーありきたり、霊の祖先があーだこーだ系でした。
怖かったです。怖かったのですが。
崩れゆく設定とさりゆく恐怖、、途中からゲーム実況を見ている感覚さえありました。
ホラーと
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.8

昨日鑑賞したのですが、都合により時間がなく今のレビューになってしまいました。

悲しい悲劇のミステリー作品。
間違いが間違いを生んだ結果どんどん不思議な展開がなされていく。。。
終始ドキドキとなぞがと
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バッドボーイズ フォー・ライフ(2020年製作の映画)

4.0

アクション映画。
あのバッドボーイズが帰って来ました。
前作、前前作と活躍してきた人たちが亡くなってしまったのは悲しかったですが、それでもバッドボーイズで強大な敵に立ち向かう。。
そんな友情は称賛に値
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フィッシャーマンズ・ソング コーンウォールから愛を込めて(2019年製作の映画)

3.8

笑いありでとてもとても良い映画でした。
小さな村だからこその団結力、そしてエメット=悪い人という偏見も。
その中で、はじめは本当にワルって感じの人があんなに変わるなんて観始めは思いもしませんでした。音
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バイオハザード(2002年製作の映画)

3.5

これぞまさにゾンビ映画の原点。
ミラ・ジョヴォヴィッチさんやっぱり手足長くてアクションも華麗に映っておりました。この作品からゾンビに対する恐怖や生物兵器の恐ろしさを実感することとなった人が大勢いること
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リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

4.8

ある意味では良く、そしてある意味では悪い作品でした。
念の為にお伝えしておきますが、これは批判ではなく、称賛です。両者の、そしてそれだけでなくその周囲の心情までもが鮮明に伝わるくらい、噛み砕いて言うな
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.1

ナチスドイツの頃の作品。
予告を観てコメディっぽい映画かと思ってそんな感じで映画館に足を運んだらもうとんでもなかったです。
ナチスドイツがどれほど凶悪でユダヤ人やユダヤ人を助ける人々がどれほど悲惨な目
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ティーンスピリット(2018年製作の映画)

3.4

ある少女が、「音楽」を通して変化していく様を描いた作品でした。

競争をすることで生まれる人間の闇や、変化する心。そして自分がスポットライトを浴びる存在となった時、果たしてどんな人間になっているのか。
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.6

笑い要素あり、だけど生き方について深く考えさせられる、そんな作品でした。
貧困家族と裕福な家族を絡め両者を対照的に捉えていました。

友人に任された仕事の際に一人の思いつきから始まったこの物語は、目先
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シライサン(2020年製作の映画)

3.4

日本のホラー映画。旅帰りに立ち寄って鑑賞。

貞子と比べるとかなり怖かったです。(比較対象としてぱっと浮かんだ日本のホラー映画がこれでしたすいません。。)
リアルな設定と高度な特殊メイクによって恐怖感
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ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!(2018年製作の映画)

4.8

映画館で初めて思わず吹き出してしまった作品。
本当に終始面白いの一言に尽きました。
初めはヘヴィメタルの映画みたいですこし乗り気していなかったのですが、いざ鑑賞してみると想像とは全くもって違う作品でし
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THE UPSIDE 最強のふたり/人生の動かし方(2017年製作の映画)

3.2

最強の二人のリメイク版...!?



鑑賞してまずはじめに思ったのが、イヴォンヌ背が高い、、
デルが小さいのか、、
何にせよ、内容はほとんど最強の二人と同じものでした。
ですが、最強の二人とは少し異
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夜明け前(1926年製作の映画)

5.0

本当に申し訳ないのですがこの作品見てません。。 


ただただ、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いしますと言いたかっただけなんです。

今年もたくさんの作品に出会い、感動し、そしてそ
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ウルフ・オブ・ウォー ネイビー・シールズ傭兵部隊vsPLA特殊部隊(2015年製作の映画)

3.3

中国のミリタリー映画

戦車や戦闘ヘリがとてもリアルでかっこよかったです。
また、兵士やアクションシーンもCGやスタントを使っていないというのがとてもすごいと思いました。
作品を観る中で、中国国家の強
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ハンコック(2008年製作の映画)

3.6

超人系の物語。
ウィル・スミスさんかっこいいです。
作中では前向きな男性と孤独で嫌われ者のスーパーヒーローとの関わり、そして彼らの心情の変化がとてもわかりやすかったです。
さらに、面白くて驚くようなシ
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スネーキーモンキー/蛇拳(1976年製作の映画)

3.5

カンフー映画。
ジャッキー・チェンさんほんとにすごいです。
他のキャストの方々もジャッキー・チェンさんも、実際にあの戦闘を繰り広げてるわけですから、相当すごいと思います。
いじめられる立場の人間の逆転
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クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦(2002年製作の映画)

4.0

久しぶりに観たくなったので鑑賞しました。
やはりクレヨンしんちゃんは、普段はふざけていてちょっと下品でとても面白いけれど、映画になるととても感動させてくれます。
今作はその代表作と言ってもいいと思いま
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ハードロマンチッカー(2011年製作の映画)

2.0

エロとバイオレンスが入り乱れた作品でした。
無修正でのシーンは暴力的で過激なものがおおく、すこしグロテスクと感じました。
内容はクローズのような感じなのですが、正直あまり入ってこなかったです。
何より
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ラスト・クリスマス(2019年製作の映画)

4.5

とても感動しました。そしてたくさんの心に響く格言を生み出してくれています。
「普通という言葉は人間のつくった愚かな言葉だ」
「人と人が支え合うことで幸せを生み出す」
など。。。
カタリナは心臓移植をし
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T-34 レジェンド・オブ・ウォー(2018年製作の映画)

4.0

独ソ戦の時の戦車兵の話。
はじめの戦闘後から一瞬「ん?」と思いましたが(シーンが変わりすぎて話の脈絡が読み取れず)、とても面白い作品でした、
そして、なんと言ってもあのリアリティを追求したであろう戦車
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アナと雪の女王2(2019年製作の映画)

3.6

アナ雪第二弾。
前作は再度鑑賞後レビューいたします。
愛とは何かがよく分かる映画でした
エルサもアナもとても美人で、それでいて人間性豊かであんな指導者がいたらさぞ楽しいだろうという反面、国をまとめられ
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ベスト・キッド(2010年製作の映画)

3.6

久しぶりの鑑賞でした。
格闘映画はかなり好きなのですが、これに関しては観たあと必ずカンフーやりたくなります。笑
普段意味のないと思い込んでいる動作が、実は大きな役割を果たしていてとても重要なのだという
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ジュマンジ/ネクスト・レベル(2019年製作の映画)

4.0

ジュマンジの続編。
一言で言うなら素晴らしい映画でした。
笑いありのほっこりする、それでいて観た人々に何か考えを深める要素もある。
本当の仲間との友情は、年を重ねても変わるものではなく、どれだけ喧嘩し
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IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。(2019年製作の映画)

3.5

ITの続編。
個人的にはホラー要素が前作よりもないというか、むしろ怪物感が強くなった印象を受けました。
団結力、友人の大切さが分かりました。
人は皆秘密や恐怖を常に抱えて生きている。それはきっとこの先
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ヒックとドラゴン 聖地への冒険(2019年製作の映画)

4.0

ヒックとドラゴンシリーズ最新作。
一作目から観ていますが、今回も良い作品でした。(前作、前前作は再度鑑賞後レビューしようと思っています)
ドラゴンという異種との共存を図る中で様々な障害があり、そしてそ
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新アリゲーター 新種襲来(2013年製作の映画)

2.6

巨大生物系のB級映画。
CG感満載で迫力にかける部分がありました。
また、話の流れが不自然な部分を見受けられました。
ただ、噛まれた人がワニになるというまるでゾンビのような設定や、記憶があるという点で
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