おいく

彼らは生きていた/ゼイ・シャル・ノット・グロウ・オールドのおいくのレビュー・感想・評価

4.5
ドイツと連合軍(主にイギリス)との戦争を描いた作品。
実際のフィルムや、戦争に参加した人々の話を踏まえた作品で、フィクションというよりはほぼノンフィクション作品で、とても新鮮だった。
この作品の中で、戦争の悲惨さや、戦場での現実、戦争に参加する前とあとの心情の変化、そして戦争を知らない人々との心情のギャップなどがリアルに描かれていて、とても感慨深い作品に仕上がっていた。
今ではゲームなどで戦争ということがとても軽々しく捉えられがちで、その本質を気づかない人間がたくさんいる。
私自身戦争は経験したことはないが、それでもあんな無意味な争いは絶対に起こすべきではないと思うし、それらを経験し、後世に残そうとして思い口を開いたくださっている人々のためにも戦争という出来事は繰り返してはならないと思った。
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