怒りの葡萄の作品情報・感想・評価・動画配信

『怒りの葡萄』に投稿された感想・評価

愛佳
4.6
最初はただのロードムービーかと思いきや、苦しい現実のなかでなんとか生きて前に進もうとする姿に胸を締め付けられるドラマだった。
顔がアップで映されたときの瞳が印象的。
桜
-
母親の偉大さが際立った。
上下の構図の使い方
移動とリンクしてパンされる

最後の母親が見送るシーンが特に印象的だった

すごく惹き付けられた。とっても好きな作品だった。
特に、母親役のジェーン・ダーウェルさんの演技。表情から滲み出る貫禄がすごかった。母親としての覚悟や愛情が言葉一つ一つ重みを持って伝わってくる、説得力…

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不景気を理由に仕事を探す家族と、彼らに訪れる数々の苦難。起こりうる不幸がほぼ全て描かれていて、説得力が凡百の映画とは段違いだった。どこに行っても弱者を搾取する人間はいるんだなって。
「怒りの葡萄」と…

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このレビューはネタバレを含みます
生きてるんだから怒ってなんぼじゃ
本編では怒りが表出する前に終わるのに、不思議な高揚感。陰惨極まりない話なのに。

キャラクター造形がとても良く、人間の冷たさと温かさを感じた。特にカフェにパンと飴を買いに行くシーンがとても良かったし、画面の画作りや構図がとても良かった。タイトルの葡萄は葡萄のように怒りがどんどんと…

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・シナリオ(構成、セリフ) 0.6/1.0
・撮影、音楽、音 0.5/1.0
・どれだけリアルか(演技力) 0.5/1.0
・自分自身に残る(1週間後) 0.5/1.0
・感情移入(観ている間の感情…

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3.4

1930年代のアメリカ中部ダストボウルによる移住者の苦労を描く。
低所得層の人権がびっくりするほど無い。

資本家vs小作農の構図だが、それは数十年前まで存在していた黒人奴隷を廃止した結果、代わりに…

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4.2
民衆・正義がテーマとなっちゃ、ヘンリーフォンダ以外に務まらないってぐらい、役がハマってる。

原作が面白いらしいので、いつか読んでみたい。

1つの魂は、大いなる魂へと繋がっている。

困難は無慈悲にモノや場所、そして大切な人を奪っていく。困難に耐えうるもののみが残される。本作はある意味デスゲームロードムービーとも言えるかもしれない。しかし、困難はときに進むべき道を指し示してもくれ…

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