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怒りの葡萄のmacotoのレビュー・感想・評価

怒りの葡萄(1940年製作の映画)
4.0
土地に根付いて生きていけることの尊さを思い知る。

根無草になり、放浪の旅を続けるのは、一家だけでない。同じような境遇でキャンプを転々とする群衆もまた、丁寧に描かれている。

貧困に喘いでいる間は、仕事の選択などあり得ないんだなぁ。

最後の母親の台詞こそ、原作者の代弁。
セリフの強さに胸を打たれた。
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