恵まれない人を描くのはベルギーの映画というかカンヌ受賞作品にありがちだと思うけど
明るいメロディーにのせながら、茶化しながらかわいそうな人生のままという。
遺体の背広を着るあたりから結末が見えていたので、途中イライラも。
弟が定型でなく、父はジャムを運んで死に、生活苦でデパートで肉を盗み見つかる、姉も死に、母も亡くなってそして・・・
結局、ヒーローとして死んだというどんよりとした話ではありませんよ。
途中でも死なんてどうということないような台詞が入ってきていて
死=悲惨じゃ無いという話しながら、主人公は家族の死で人生をかえられてきている。そこは矛盾に思う。