日向日向

ハリー・ポッターと炎のゴブレットの日向日向のレビュー・感想・評価

3.0
シリーズの転換点。

3作目に引き続き、テレビ放映を見たためにレビュー。
3作目までの問題な起こりつつも明るいストーリーは区切りをつけ、シリーズの終わりを意識したストーリー構成になってきています。

大きな点は、死者が出ること、です。
ヴォルデモートの復活という、今までは話程度にしか出ていなかった存在が顕現し、世界の終わりが始まる、的な話を思春期の葛藤を織り交ぜながら話を進めていくわけです。
が、やや思春期の葛藤を描くシーンが聊か描写不足にも思えました。ロンとハリーの揉め事はそれなりに描かれておりましたが、どうもハーマイオニーの側面の掘り下げがもう少し欲しかったところ。

魔法学園が三つ巴に戦い、尚且つヴォルデモートの件を掘り下げつつ、次作に繋ぐ準備もしなければならないというわけで、やはり尺がかつかつなのたと思えます。だから、人物描写がやや希薄になったこではないきと思えます。
次作以降は、そういった面々も描いていてもらいたいものです。
日向日向

日向日向