椎名一霤

ラスト・ブラッドの椎名一霤のネタバレレビュー・内容・結末

ラスト・ブラッド(2008年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

語るまでもないあの名作を実写化した逸品。キャスティングや脚本、セットも含めて原作の不気味さをよくここまでやったな!と感じる。多少物語の足し引きはあるしイイハナシダナーになってる面もあるが、個人的には努力賞!素晴らしい!

血が多く流れるが、特殊なシチュエーション以外は意図を感じるチープさやノンリアリティで予算を抑えつつ画面内のキャパシティをうまく取り扱っている。

[愛嬌ポイント]

・逼迫した状況でもカトウの顔が優しすぎる
・思いもしないタイミングで突然忍者が出てくる
・小雪がカッコ良すぎる
・序盤バイオハザード状態だけどオニ(ゾンビ)が適当に武器拾って小走りで襲ってきてちょっとかわいい


といった感じで愛嬌もあり、伏線の回収もパーフェクト!原作で余りにも情報が無くて「もっとくれ!」みたいな動機で作ったんじゃないか?と深読みするなどしました。ちなみにガッツリワイヤーアクションなのでアクションは期待しすぎない方が良さそう。

あとたまたま先日見た「エグザム」の試験官が剣道教えてて頭がパニクりました。