椎名一霤さんの映画レビュー・感想・評価

椎名一霤

椎名一霤

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デモリションマン(1993年製作の映画)

2.7

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未来未来あるところに、見せかけだけの平和の街がありました。そこでは塩分が有害だからと禁じられ、汚い言葉遣いには罰金を取るほど毅然とした態度の清潔な世界でした。ですがその社会を作った傲慢な老人は臭いもの>>続きを読む

イット・カムズ・アット・ナイト(2017年製作の映画)

1.5

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※犬死にます

これは何の話なんだ?自分の解釈だと「銃は危ないぞ」という風刺の話。登場人物が基本的に銃を持ってて、持ってない人から死んでいく。というのも非常に危険な伝染病が流行して市街の人々が死に絶え
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赦し(2022年製作の映画)

3.1

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まず薄化粧のMEGUMIが想像を絶するマトモで綺麗な役者になっていることが驚きで面白かった。ゆえに主人公のペラい演技にちょっと辟易したが理解が追いつく程に認めることができたのでその辟易はキャンセル。モ>>続きを読む

ジェサベル(2014年製作の映画)

2.5

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・虫出ます
・動物死にます

以前鑑賞した"us"みたいに、「もう1人自分がいて、それは同一人物であるにも関わらず疑いようのない赤の他人。」みたいなシチュエーションが意外と好きなのかもしれない。ちょっ
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

2.5

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フランス語分かりにくいんだよなあと思いつつ鑑賞していると法廷までフランス様式?で取っ付きにくかった。が、「えっそうなの?」「そうじゃね?」「そうだったじゃーん!!!」みたいな辻褄が本当にゆっっっっくり>>続きを読む

碁盤斬り(2024年製作の映画)

2.9

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草彅剛がいい俳優であることはわかっていたつもりだが、こういったシチュエーションにおいてもこうなるかと再認識させられた。

個人的に何故か時代劇が好きなのは勧善懲悪だからではなく、只々筋を通すことがかな
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返校 言葉が消えた日(2019年製作の映画)

1.0

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え、何の話コレ?歴史的な経緯を鑑みつつ公儀に抑圧されてる人々の映像→公儀に拷問を受け死後の世界に瀕死で迷い込んだ少年→全員死んでる痴情のもつれ。あとはなんかデカいバケモノ…しかもバケモノは曇りなき目で>>続きを読む

ビバリウム(2019年製作の映画)

1.0

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割と狡猾な雰囲気の所為で最後まで見てしまったが、結局何なの?托卵の話ではあるんだろうけど。悲しいとか怖いとか苦しいとか気味悪いとか何の感情も湧かないまま終わってしまった。「で?」ってなる。逆にこれを楽>>続きを読む

パラドクス(2014年製作の映画)

1.9

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逆マトリックス。端的に言えば現実の自分を幸せにするエネルギーを得るために架空の自分を苦しめる。苦しめる担当者は犯罪を犯したが記憶のない人間。あらかたそんな感じではあるけどズレていると思ってもらった方が>>続きを読む

MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

2.2

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タイトルなどからタイムループなのは初めからわかっているシュールな発端から推理をしたり実証したりと進んでいく。結果的に最初から情熱由来の話で、「誠実に生きろよ!悔いのないようにな。」みたいなメッセージ性>>続きを読む

哭声 コクソン(2016年製作の映画)

1.0

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※犬死にます

冗長!!長い!長すぎる!誰が正しくて誰が間違ってるのか、最初からわかってるのに翻弄される様を何でずっと見なければならないのか…。もはやミルクボーイのサイゼを無限に繰り返してる感じ。「そ
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ザ・ファイブ(2013年製作の映画)

2.1

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なかなか感想として表現することが難しいが、悲しい話だった。珍しい血液型の臓器提供を根幹にしたサスペンスなんだけど、主人公がその珍しい血液型で、夫と娘を殺されて復讐に生きる。端的に言うとそれにあたって報>>続きを読む

ロストケア(2023年製作の映画)

1.5

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テーマがよかった。誰にとってもあり得るし邦画という括りで社会的に突きにくいゾーンをきちんと描けていたと思う。しかしそれを美しく見せるための冗長な演出が多すぎてやや胃もたれ。とは言え本当にリアリティのあ>>続きを読む

ミンナのウタ(2023年製作の映画)

1.0

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知らなかったとは言えアイドルのデカ目の広告だったわけかー、となるので少々損をした気分。結果的に人が死ななかったり警察がいなかったり、無理やりの連帯感とか。ひとつひとつは直感的に怖い要素ではあるんだけど>>続きを読む

呪われし銀(2021年製作の映画)

1.5

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言葉が少なすぎて雰囲気を掴むのが難しかった。銀の歯が何を意味しているのか?なぜ土地を譲れなかったのか?銀を集めて作った歯に何が込められていたのか?他者の夢に現れ、銀の歯を見つける行為をなぜ必要としてい>>続きを読む

IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

1.0

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悪い意味で想像を遥かに凌駕するジュブナイルホラーで退屈だった。要らないシーンがおおよそ70%を占めており、ガキの物理的な暴力に負けるクソダサピエロがなんだってんだ。いい加減にしろ。

DOGMAN ドッグマン(2023年製作の映画)

3.5

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※犬死にません!

一気にサブスクリプションが世を席巻した皺寄せか不適切或いは誤った粗筋や紹介文が多い。まさにそのようにして実物の内容を予測できずに内容を見てしまったわけだが、今回に関しては結果的にそ
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ザ・ハント(2020年製作の映画)

2.5

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開始早々8割くらい「え!何の話!?てかどれが誰!?誰が何!?」という混沌でありながらも最終的にはスッキリするという稀有な逸品。大まかに言うならば逆転劇だが、それがまともな逆転劇なのかどうかは最後までわ>>続きを読む

FALL/フォール(2022年製作の映画)

2.1

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何がどこまで本物かはわからないが、シチュエーションスリラーとしては最高の出来だと思う。地上600mから生きて戻ってくるとはトム・クルーズも驚きの一品だろう。あの場でできることは手順も含めてやり切った感>>続きを読む

エクスペンダブルズ ニューブラッド(2023年製作の映画)

4.5

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かなり「あ、やっぱそうなるよねw」という結末が最後までエクスペンダブルズらしいと言うか、シンプルにスッキリと終わる。クリスマスの苦悩もいつも通りだし、バーニーがしれっとしてるのも。

ただ今回、ガンナ
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ニンジャ・アサシン(2009年製作の映画)

4.0

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とてつもなく分かりやすく気分爽快!主人公の生い立ちから現在までの道程が全部わかる。ほんと全部。最初の噛ませ犬から何からラスボスまで理解に至ることができる。忍者たちがちゃんと忍者刀使ってるし、「あ!其処>>続きを読む

コンジアム(2018年製作の映画)

2.8

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ちゃんと怖かった。シンプルにウェイの民たちがウェイして全滅する話なのだけど、敵方の情報開示なしなのはちょっと勿体無かった。どうやら時間が歪んでいるようだったとは思うけど1人で辻褄を合わせて考察するのは>>続きを読む

エクソシスト 信じる者(2023年製作の映画)

2.1

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感覚としてはホラーではなかった。ただやっぱ1番怖いの悪魔だよねー、てお話は好きなので逆に悪魔っぽくなく、良くも悪くも神の悪戯じゃね?ということを示した作品のように感じた。悪魔と神を対比することではなく>>続きを読む

死刑にいたる病(2022年製作の映画)

1.2

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落とし所が良かった。世代を渡らせると物語のえぐみが出て、しかもまさかこれがまだ続くのかという絶望の淵。

序盤のグロささえ乗り越えれば結構内容量は多くて、ちょっと浅はかな感じがするタイトルの意味にも深
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呪餐 悪魔の奴隷(2022年製作の映画)

2.5

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洋画に於いてはやはり英語以外での映画の視聴は難易度が高い。細かいニュアンスがわからない…。時系列も簡単にはわからない。文化が違うと怖いものも違うのかもな、と思った。ただ、この物語がどんどんタイトルに近>>続きを読む

(2023年製作の映画)

2.2

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序盤の戦慄や男色の濃さで人払いをして、「世の中全部けったいや」「人生なんざ死ぬまで遊び」「みんなアホか」と、そんなセリフを吐く物語の中心人物が其々死んでゆく。なのにどいつもこいつもつまらん雑な死に方を>>続きを読む

Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

2.3

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後半は頭を空っぽにして見れる系爆笑アクション映画。特に老人ホームの老人が向けられた銃を片手で掴み当たり前のように撃鉄の隙間に指を挟んで発砲を防いだり、嬉々としてショットガンぶっ放してるのがよかった。元>>続きを読む

愚行録(2017年製作の映画)

1.0

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胸糞って聞いたから観てみたら、ちょっとサイコパス気味な家庭と痴情のもつれの話だった。人間の汚いけどあり得る部分をしっかり描いてるのでその辺りが胸糞なのかと察するが、それを胸糞悪いと感じる能力が自分の欠>>続きを読む

黄龍の村(2021年製作の映画)

2.0

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カニバリズム注意。

イキった若者たちがウェーイってバーベキューして帰りに?乗ってきた車がパンクをしてしまい助けを求めてある集落にたどり着く。しかしその村には人肉を神に捧げる儀式があり… 「あー、こう
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怪物の木こり(2023年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

物語に対してビジュアルを優先させ過ぎた印象。別に特別にな物語ではないからよりそう感じた。

デスノート Light up the NEW world(2016年製作の映画)

2.1

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中盤の間伸び感は否めないものの刑事モノとして面白かった。ただそもそもある程度デスノートを知らないと疑問が幾つもあるんじゃないか?などと思ったり総評としては「なかなかやるやん」て感じです。、

アンテベラム(2020年製作の映画)

2.6

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ん?どゆこと?みたいなのがひとつ残さず最後にきっちり示されて合点はいけども奴隷や慰安婦の苦しみが解決するわけではないので観るのに体力を使った感じは否めない。作品としては差別と暴力の世界でしかない。ニヒ>>続きを読む

プリシラ(1994年製作の映画)

2.7

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この年代で既にここまでの価値観を存在させてるということ、エンタメ主軸の楽しさを続け過ぎない物語のグラデーションが良かった。

MAMA(2013年製作の映画)

2.0

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前半にリソース割きすぎ!そこはOPである程度「分かる人には分かる」ように作ってあったんだろうけど。そういう意味でOPの評価がクソ高いのでスコアはこんなところで。

シティーハンター(2024年製作の映画)

2.9

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冒頭から殺陣がしっかりしてたりその後もずっと怒涛の演出で非常に見やすいものだった。共感性羞恥があるのは否めないけど、エクスペンダブルズのまろやかバージョンって感じだった。話の内容自体はほぼ無いのでまさ>>続きを読む